マルタ島の猫  ~旅行記①~

  
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  このネコさんは、猫の楽園マルタ島のネコさんです。

  2月末、地中海に浮かぶ島、マルタ島に行ってきました。
  なんで、マルタ島が猫の楽園かっていうと
  マルタ島は、人口40万の共和国、大きさは淡路島の3分の2くらいの広さ、
  ちょうどイタリア半島の靴の先っぽの下あたり、
  地中海のへそと呼ばれるあたりにあります。
  人口の2倍いる(ほんとうか?)といわれている猫の数の多さからか、誰が猫の楽園と呼んだのか
  記憶が定かではないのですが、確かに猫たちが街の公園に、人の集まる観光地にと
  簡単に見かけることができました。



☆ 検索でいらした方は、こちら↓にマルタ旅行の一覧がございます。  
 個人的な旅の日記ですので、お役に立てるかはわかりませんが、よろしかったらどうぞ。
  ご訪問、ありがとうございました。
   

マルタ島の猫 ~旅行記①~ このページ
マルタ島の猫 ~旅行記②~ 〈ローマ編〉   
マルタ島の猫 ~旅行記③~ サン・ジュリアン地区   
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マルタ島の猫 ~旅行記⑤~ バスのこと   
マルタ島の猫 ~旅行記⑥~ ハジャーイム神殿とバレッタ   
マルタ島の猫 ~旅行記⑦~ 青の洞門   
マルタ島の猫 ~旅行記⑧~ マルサシュレック港   
マルタ島の猫 ~旅行記⑨~ スリーマ   


  
  
  




  

  今回の旅の目的のひとつは、いよいよこの春に社会人になる娘と思い出となる旅をすること、
  寒い日本から脱して、暖かい地方に行ってみたい、
  どうせなら、写真の楽しみも、ということで、
  娘も私も大好きな猫のたくさんいるマルタ島を選びました。
  (実は、他が予算的に無理だったためですが)
  イタリアにも行ってみたいという娘の要望も入れて、旅の前半はローマに3泊、
  後半はマルタ島に3泊、道中入れて8日間の旅となりました。

  とまじめな前置きは、ここまで~。

  今回の旅行、
  全行程添乗員の付く前回の旅行とは違い、ホテルと飛行機のチケットのみ旅行社にお願いし、
  (それでも空港とホテル間の足は、現地ドライバーが迎えにきてくれましたが)
  全日程フリー。
  娘の多少の英語力と・・・ほんと、正直それだけが頼りでした(汗)
  ときどきスリル感あり、のんびりマイペースな旅をしてきました。
  (今、思い返してもよくぞ行って来たなと・・笑)
  これから、自分の旅日記、忘備録として書いておこうと思います。
  なので、興味のない方は、どうぞスルーを・・・

  まずは、成田から旅は始まり、
  というか、成田に向かうため、自宅から最寄の駅まで行くタクシーの中から、始まっていたのでした。
  さ、支度も整い、タクシーも来た。
  乗り込んだタクシーの中、
  「○時○分の電車に乗りますので、駅までよろしくお願いします~♪」
  私が
  「さ、パスポート良し、チケット良し(Eチケットのため番号記録紙)、財布良し!」
  と声だし確認、すると娘は
  「お母さん、私のパスポートは?」
  「えーー! なんで私が○○のパスポート、持ってるんの!」
  「え、持ってきてないの?」
  「持ってない。」
  「じゃ、私の机の引き出しだ。」
  一番あわてたのは、タクシーの運転手さん、
  「じゃ、すぐ戻りましょう~」
  予定より早めに出ていたので、予定通り電車にも乗れましたが・・
  いやぁ、参りました。
  娘は、なんだか旅行の計画時から、すっかり私まかせ。
  私は娘との旅行をわくわくしながら、準備していたものの、
  娘は本心、私よりも友人たちと旅してる方がいいと思っていたに決まってます(たぶん)
  親との旅行は、費用も助かるしぃ・・くらいに思っていたのかもしれません。
  あわよくば、何か買ってもらえる♪
  そうそういいことはありませんでしたけどね。
  まさしく親子に温度差あり、です。
  もっぱら、娘にとって旅行の準備は、何を着て過ごすか、なんのおしゃれをするか、
  ローマで何を見て、マルタでどこに行くなどは関心が薄かったのでした。
 
  この旅の始まりでは、空港内に鳴り響く我がスーツケースの騒音からショックでした。
  娘が、「お母さん、このスーツケース、音がして恥ずかしいよ。」
  少し前に娘は、このスーツケースで友人と旅行に行ったのですが
  そのときにも周囲に恥ずかしい爆音、騒音?がしたんだと。
  えー、聞いてはいたような気がするけど、なんで旅行前に激しく私に訴えなかったんだよぉ。
  スーツケースを横にしてみてみるとローラーが壊れていました(汗)
  鳴り響く騒音にこっぱずかしい思いをしながら、成田空港内を引きずり歩きました。
  いや、ローマ空港でもマルタ空港でも・・・。
 
  それでも、日本にいるうち、飛行機に乗ってるあいだは、母の面目は保たれたのでしたが、
  ローマ空港に着いたとたん、娘はこの旅のたいへんさを予感したのでした。
  娘は、イタリア旅行の経験のあるこの母を頼りになる人とかってに思っていたのです。
  母はイタリアに来たことはあるけど、そのときはただ添乗員さんのいうとおりに行動しただけ。
  海外旅行のノウハウなんて、なぁんも知らないのです。
  ましてや、英語、イタリア語、わかりません。
  ほら、イタリア語の会話本、買ったはいいけど、読んでも頭にちっとも残らんのです。
  娘は、「母は頼れる」が大きな間違いであることに気が付き、大きく失望していました。
  「お母さん、ぜんぜん知らないんじゃん~。」
  「○○ちゃん、ごめんね~。お母さん、なんも覚えてないんよ~。」
  入国の手続き、荷物の受け取り、そんな順番さえ、すっかり忘れていて、
  おまけに荷物の受取所がものすごく離れていて、すぐには探せないのでした。
  空港内の簡単な看板さえ読めない・・(あ、トイレマークはばっちりわかりましたがね)
  そのときから、私は娘のやや後方に、しかし財布の入ったバッグだけは大事に
  腹に抱え、娘のおつきの者のように歩いてゆくのでした(笑)
  なんだかんだ不安がありましたが、ローマ空港で無事に荷物を受け取り、現地ドライバーと出会えて、
  ローマのホテルに着くことができました。

  今日はここまでとします。
by white_001 | 2009-03-09 22:40 | マルタ島・ローマ

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